自堕落な技術者の日記

基本は喰ってるか飲んでるかですが、よく趣味でカラオケ・PKI・署名・認証・プログラミング・情報セキュリティをやっています。旅好き。テレビ好きで芸能通

HTTPS

(小ネタ) Chrome 60で証明書を表示させるフラグ設定

Chrome 56からGoogleの「素人はすっこんでろ」UI/UXポリシーによりHTTPSで接続した際に使用しているSSLサーバー証明書の表示が鍵アイコンから簡単にできなくなってしまいました。証明書大好きっ子にはなんとも辛い仕打ちでした。開発ツールからは証明書が表示できるので、メニューを辿って操作するか、ショートカットキーを素振り100回していた方も多いのではと思います。

Windows: Ctrl + Shift + I or F12
Mac: ⌘ + Opt + I

今日は、やっとChrome 60からフラグ設定で証明書が簡単に表示できるようになったので、今日はその設定について紹介します。

何も設定していないと、HTTPSサイトを見ている際の、鍵アイコンをクリックして見られるメニューはこんな感じ。
before
そこで、アドレスバーで以下のように入力します。

chrome://flags/#show-cert-link
すると、このようなフラグ設定が表示されます。
flag
「有効にする」をクリックし、指示に従ってブラウザを再起動します。すると、HTTPSサイトを表示した場合このように
after
「証明書、有効」というリンクが表示されるようになり、クリックすると証明書が表示されるようになります。いや〜〜、よかった、よかった。
52

ChromeのSHA1証明書対応計画の一部延期(2015年3月12日発表)

2015年3月12日、Googleのフォーラムで、 Chrome開発チームでクロスプラットフォームの暗号・PKIコアの開発を担当しているRyan Sleevi氏から、 Chrome 41のリリースをSHA-1証明書の警告表示のマイルストーンとしていたものを Chrome 42に遅らせるとアナウンスがありました。

具体的にChromeバージョンとリリース時期と表示される警告アイコンは、以前の計画では 以下のようになっていたものが
chromesha1-1
以下のようにChrome 41の箇所がChrome 42で変更が反映されるようになり、 1ヶ月半スケジュールが遅れるようになったという事です。
chromesha1-2

SHA1証明書警告表示の影響有無の簡単な確認方法

あるサイトがSHA1証明書の警告表示の影響があるかどうかは、 簡単に確認できるツールを提供しているところが2つほどあります。

このDigiCertのやつはオススメで確認したいドメインを入力し「LOOKUP」ボタンを押せば、各Chromeのバージョンでどのように警告表示されるのかわかります。
chromesha1-3
(出典:DigiCert SHA-1 Sunset Tool)

証明書発行サービスの対応状況

2015年3月7日のGoogleからの発表を受けて、 2015年3月17日時点で証明書発行サービス各社が、掲載情報を更新したかどうか 調べてみました。

おわりに

以上、3月12日のGoogleからの発表を受けて、遅くなりましたが、 Google ChromeのSHA1証明書警告表示の一部延期について説明しました。 今日はこの辺で。

追記1

おっと、一言言い忘れた。GoogleのSecurity-devフォーラムでちょっと書かれたやつを以て、こんな大事な事を「アナウンスした」とするのは、Googleさんはちょっと誠意がなさすぎるし、ひどすぎるなと、、、せめてChrome Releasesのページなどでは紹介して欲しいし、ブログでも整理して解説して欲しいし、日本語の公式な情報も欲しいなぁと思いました。

Chrome 39安定版のリリースと、有効期限が2017年1月以降のSHA1証明書の警告表示

なかなか確認ができなかったんですが、 Chrome 39安定版が2014年11月18日にリリースされて、 例のChromeのSHA1証明書の表示変更が、 反映されていたのではと、確認しました。

そういえば、大量のHTTPSサイトのリストがあったからそれで調べてみるべぇといろいろ、 探してみたんですがなかなか見つからず、秋山さんから2つほどサイトを紹介頂いて 確認できました。

国内サイトなのでクレームが来たらアレなので、サイト名は今回はご勘弁頂きたいんですが、 早速 Chrome 39 安定版でそのサイトを表示してみると、確かに予告されていた通り、 SSLサーバー証明書の有効期限が2017年1月以降のHTTPSサイトを表示させると、 「secure, but with minor erros」の黄色三角の表示になりました。
013 014

メッセージはHTTPSとHTTPのコンテンツ混在の場合と違って以下のように表示されます。

このサイトでは古いセキュリティ設定が使用されており、 Chromeの今後のバージョンではこのサイトに安全にアクセスできない 可能性があります。

問題対象となるサイトを探すのは大変

読者のみなさんにも試してもらえるように、当たり障りのなさそうな海外の 問題条件にあてはまるサイトを探してみたんですが、なかなか見つかりませんでした。 HTTPSサイトの膨大なリストはゲットできたんですが、そこから条件にあう サイトを見つけるのが結構手間で、

  • とりあえず、有効期限が2017年〜2018年あたりのもの。 それ以上だとテスト用のプライベート証明書が多いので。
  • と、フィルタリングをしても、繋がらないサイトや、 プライベートCAのサイト、SHA2証明書のサイトなどが になってしまます。
ちょっとプログラム書いて、この手の事が簡単に調査できるようにしたいです。 無難なサイトが見つかったらこの記事を更新して、紹介しようと思います。 iPhone版、Android版、Mac OS X版のChromeも対応がまだのようですね。

今日はこの辺で

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