自堕落な技術者の日記

基本は喰ってるか飲んでるかですが、よく趣味でカラオケ・PKI・署名・認証・プログラミング・情報セキュリティをやっています。旅好き。テレビ好きで芸能通

CAdES

ETSI XAdESテストを終えて

Plugtests Portal for Electronic Signature


9/8(月)から始まった2nd ETSI Remote XAdES Plugtest (2008.09)ですが、他の方の署名はすべて検証を終わりレポートをあげてしまい自分の分はもう終わりです。全体のテストは2日ほど延長されて火曜日に結果提出して電話会議して終わりということになりそうです。

テスト雑感



以下、テスト実施のお手伝いとテストに参加して感じたのはこんなとこです:


  • 参加企業は3月のテストの27組織から20に減りましたが、半年1回のペースでテストもそれほど大きく変わらないとあれば、それは減りますよね。まぁ、年に1回ぐらいの参加でいいかと、、、、

  • 日本からの参加は前回1社から3社となり、参加頂いた企業の方には大変感謝しております。どうもありがとうございました。

  • テストケース、テストベクター、資料、実験環境など相変わらずの準備不足ぶりで半日サーバーが落ちてたこともあり、本当に残念です。テストケースやデータについては十分レビューをしてから実験を始めるべきだとおもっていたのですが、その主張も空しいという感じでした。

  • テストの参加企業や結果が非公開になりそうな雰囲気でこれも残念。テスト結果表は企業名を匿名にして公表されますが、前回のテスト参加者の結果が、今回のテスト参加者にのみ公開されるわけのわからない公開の仕方は残念。

  • テストの参加企業や結果が非公開になりそうな雰囲気でこれも残念。

  • 参加費が10万近くもするたった1週間のテストにかかわらず、参加者メリットが少ないというか、参加者目線になっていないというか、主目的が仕様エディタのための「仕様の問題点の洗い出し」になっているのは問題です。準備も十分でなく短い実験期間中にテスト仕様・手順が変更されることもあったりします。テストに参加したからには「うちの実装はテストに参加してこれだけ対応できており相互運用性が問題ないことが確認された」みたいなことが公式にアナウンスできないと困ります。この点は主張していきたいと思っており、次回以降参加者のメリットが少しでも得られるように貢献できればと思います。

  • 検証テストについては、失効している証明書や期限切れの証明書の署名などやったのですが、失効前や有効期限期間の前後もテストしないと比較にならないわけですが、そのあたりも十分ではありませんでした。

  • 自分としてはETSIのXAdES仕様自体の問題点が少しでも直ればいいと思い、検証の判断を少し厳しめに設定して仕様の記述どおり「無効なものは無効」とバサッとやってしまいました。案の上、時刻比較、DataObjectFormat、CertifiedRole、署名ポリシの件は嵐を呼んだので、まぁ、それはそれでよかったかなと、、、、

  • 以上、ちょっと愚痴っぽいですが、個人的にはとても楽しめる実験でした。日本国内の実装では「ちょっと、ありえね〜〜〜〜」みたいな珍しい不備のある署名が数多く見られるのでよかったです。数回の実証実験を通じてこういう不備のある署名を多く扱っていると検証器に耐性ができるというか、何が原因でエラーになっているのかすぐわかる検証器に育っています。問題点の調査のしやすさはXAdES/CAdES署名検証器として世界一なんじゃないかなぁと思っています。そのおかげで、他の方のデバッグを大いにしてあげているようなもんですが、、、、、、(^^;

  • 3月の実験と比べて驚いたのは、XAdESで定義した全てのプロパティの生成を実装している企業が増えたという事です。JISプロファイルでは、使いそうにないプロパティはバッサリ切ってあるので、そのような割り切りをしていた会社さんも多かったですが、今回はウチのも含め20社中5社がフル実装、ほぼフル実装を含めると8社ぐらいありました。生成が正しいとは限らないわけですが、、、、、



XAdES誤りの例



前回・今回のテストでは、こんな不思議なXAdES署名を生成してしまうナイスな実装がありました。(自分も2つほど凡ミスをやらかしてます。)


  • TimeStampTokenではなくTimeStampResponseを入れてしまう

  • 時刻がローカルタイムになっており、国によって微妙に違う

  • OCSP要求のIssuerKeyHashが署名者公開鍵のものになっていた(←これ自分も)

  • DataObjectFormatの対象のds:ObjectでMimeType, Encodingを指定していなかった

  • 証明書シリアル番号を16進数表記で入れてしまう

  • 証明書識別名の文字列表現がRFC2253に従っていない(例, C=JP,O=HOGE等逆並び)

  • 証明書シリアル番号を16進数表記で入れてしまう

  • 時刻の順序関係がおかしい



以上、思いついたままに参加報告でした、、、、

次回のテストは2009年2月です、、、、参加者はCAdESとXAdES両方を一週間でできるんかいな、、、、、

今日からETSI XAdESプラグテスト開始

今日から一週間、ETSIのXAdESのプラグテストが始まります。16時からオリエンテーションミーティングだそうです。先週、イントロダクションミーティングをやったんですが、アジェンダは全く同じなようです、、、、、、不毛だ、、、、、

ECOM-ETSIワークショップの講演資料公開

ECOM-ETSIワークショップ講演資料


講演資料がいつのまにか公開されていました。気がつかなかった(・∀・)つ

本日ETSI XAdESテスト説明電話会議

本日参加者向けにプラグテストの準備のための事前説明電話会議がありますが、残念ながら力およばず、かなりグズグズなテスト構成と内容になってしまいました。

テストデータはちゃんと作ってあげたし、テストケースの絞込みもちゃんとやったはずなんですけどね〜〜〜〜〜。いまひとつ整然とテストケースを設計しようというのが理解されません(T_T)検証テストの数も内容で選ぶというより数の上限で決めたようなところがあるので、何が大切で何が不要かのバランスを欠いているような気がします。

テストケースのドキュメントも全くの途中段階のままテストが始まってしまいそうなので、あれを読んでしまうと参加者の方は混乱されるのでは、、、と、とても心配しています。

ECOMプラグテストの問い合わせ

地味〜〜なページなのにECOMのプラグテストに関する問い合わせがたま〜〜にメールで、あるいは口頭で質問が来たりします。「次やるときは教えてね、、、」と、、、、

昨日も英国のascertia.comからも問い合わせが来ました。PDF署名や署名サーバーなんかを扱っておられるようですね。あとは、ブラジルなんかからも、、、、

ECOMのサイトではサンプルの署名を公開していますが、それを検証する際にCRLを取得することになりますが、実にいろんな珍しい国からのアクセスがあったりします。暇があれば集計など取りたいと思っているんですが、、、、、

ETSIトップページ直りました

自堕落な技術者の日記 : ETSIのトップページには、、、 - livedoor Blog(ブログ)


先日こんな↑ことを書きましたがちゃんと直してもらえました、、、よかった。

しかし「COME&TEST」っていうのはなんかの冗談なんでしょうかね。リモートテストなのでインターネット経由でどこからでも参加でき、フランスへ行く必要も無いわけですが、、、、( ´∀`)つ

ETSI TS 101 733 CAdES v1.7.4 (2008.07)公開

ETSI Publications Download Area - Search Engine


S/MIMEやPDFなどでも使われているPKCS#7、CMSバイナリ形式の署名フォーマットの拡張であるCAdESの新しいバージョン v1.7.4 が 2008年7月にリリースされていました。知らなかった、、、、ETSI ESI(欧州通信規格協会 電子署名基盤技術委員会)でもアナウンスは無かったと思うし、、、、

RFC 5126 CAdESがリリースされたのを受けてこの際に行った修正やコメントなどを反映した版はETSI TS 101 733 v1.7.4 CAdESであり、RFCとそれほどは変わっていないはずです。

アーカイブハッシュの署名対象のDER正規化の話は、少しほじくりかえされた面もあるので、変なふうに直されていないかチェックが必要です。

あと、CAdES-Aでは、CAdES-X Type1/Type2 タイムスタンプが必須みたいな冗長でマズイ記述がいつのまにやらv1.7.3から入っていたのでこれに対しては今後直してもらうようにしていかないといけません。

ETSIで策定された仕様は、ユーザ登録さえすれば無料でPDF版がダウンロードできます。上記リンクを辿りユーザ登録して、Search for 「TS 101 733」、Search in「Standard type and Doc゜」で検索してダウンロードしてみてください。

ETSI ESI #21 Meeting London (9/24-25)

ETSI Calendar of Meetings - ETSI ESI#21 Meeting


2008.09.24(火)-25(水) ロンドンにてAdobe Londonがホストで欧州通信規格協会(ETSI)の電子署名基盤技術委員会(TC ESI)の定期会合が開かれます。当然、PDF長期署名の話は重要な議題の一つだと思います。あとはプロファイルの話とプラグテストの結果報告も時期的にあるでしょう。

私は行きませんが忘れちゃいそうなので、とりあえずメモ、、、、

今日はセミナー

今日はセミナー「ECOM-ETSI Advanced Electronic Signature Seminar 2008, Tokyo, Japan」です。予算の都合で同時通訳は付けられなかったため、せめてプレゼンの抄訳だけでもと午前中頑張って用意しました。適当な訳になっているかもしれません。すみません。おっと、そろそろ出ないと、、、、、(*´∇`*)

最初はこのイベントをWorkshopと呼んでいたんですが、ETSI Workshopというと商標だったり特別なものを指し、定められた段数の深いETSIの承認プロセスを通したり人を通さないといけないと物言いがついてしまったので急遽「セミナー」と変更することになりました。ECOM-ETSI Workshopなので関係ないと思うんですけどね、、、、、同様にPlugtestsという単語の使い方にも敏感になっています、、、、、

今日からETSI STF 351会議

今日からETSIのCAdES/XAdES相互運用実験のためのフレームワークを検討するタスクフォースETSI STF-351の初めてのFace-to-face meetingが東京で行われます。

これまで、週一回2時間程度の電話会議や、ETSI ESI会議などの場にいたメンバが臨時で会議することはあったんですが、メンバが集まっての会議というのは初めてということになります。

みんな長い夏休みだったり、私も夏休みモードだったりとSTFの進捗が停滞気味だったので、朝から夕方まで2日間びっちりやって、一気に巻き返しということになりそうです。

今度の9月に開催されるETSI XAdES Remote Plugtestのために以下の議題で話し合います。


  • 成功系、失敗系を含む検証テストの最終的な絞込み

  • 上記テストベクターの生成担当の分担について

  • テスト環境、ポータルの構築状況の確認

  • セミナーの内容の確認

  • ETSIに報告するSTFの活動レポートについて



もう少し「ゆるい」議事案じゃなくていいんでしょうか、、、、(・∀・)つ
お盆休みなのに、、、、
オリンピックもあるのに、、、、

そういえば先日、サンノゼに住む大学の友人に会ったんですが米国の人はあまりオリンピックには興味ないそうでスーパーボールのようには全く盛り上がらないそうです。スポンサーがたくさんいて決勝の放送時間も米国に合わせたりしているのに、なんだかなぁ、、、、って感じですね、、、、サッカー負けちゃったし、、、、
最新記事
Categories
Archives
Twitter
記事Google検索

本ブログ内をGoogle検索
Yahoo!アクセス解析
Travel Advisor
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ